車内の掃除がきれいになった車は、車を買い替えたり下取りに出したりする際に価格に差が出ることがあります。
ここでは、査定時に車内を掃除しておくべきか、掃除が評価に関係するのかについて詳しく説明します。
車の査定は、一般社団法人 日本自動車査定協会が定めた「中古自動車査定基準」に基づいて行われます。
査定の際には、主に内装の汚れが評価の対象となります。
一方、外装については、傷や凹みなどが中心的な要素です。
ただし、査定の評価には洗車は直接の影響を与えません。
しかし、車が泥まみれのままであるか、洗車をしてきれいにしているかによって、車を大切にしていたかどうかをアピールすることができます。
可能であれば、簡単な洗車をしておくことをおすすめします。
特に内装に関しては、汚れも査定の対象となるため、外装以上に気を使う必要があります。
その理由について次に説明します。
車内の汚れは、車を使用していく中で不可避的に付着してしまうものです。
しかし、車内の汚れの度合いによっては、車の所有者が車をいかに扱ってきたのかが伝わってしまいます。
例えば、積極的に掃除を行っていると、車内は綺麗な状態を保っているでしょう。
一方で、放置していると、車内は汚れがたまってしまいます。
査定士はそのような車内の状態を見た際、車の所有者が車を大切にしていないとの印象を持つかもしれません。
そのため、汚れは車の査定において重要な要素となるのです。
したがって、車を買い替える際や下取りに出す際には、車内の掃除にも気を配ることが重要です。
可能であれば、汚れをきれいに取り除き、車内を綺麗に保つことが査定結果に影響する場合があるので、注意してください。