建売住宅の購入前に確認したいポイント
建売住宅を購入する前には、実際に見学ができるため、実物を見ながら間取りや生活動線などをチェックしましょう。
購入前に確認しておきたいポイントは次のようなものがあります。
建物の内部のチェックポイント
・ドアや窓: ドアや窓がちゃんと開閉できるかを確認しましょう。
・床: 2階建ての場合は床の音鳴りを確認してください。
・水回り・収納スペース: キッチン、洗面台、トイレ、浴室などの水回りや収納スペースが十分にあるか確認しましょう。
特に洗面台の隙間などに物が落ちやすくないか、浴室の床に隙間がないかにも注意が必要です。
・コンセント・照明: 毎日使う部分であるため、コンセントや照明の位置や配線に問題がないかを確認しましょう。
・空調設備: 間取りが良くない場合には、冷暖房の効率が悪くなる可能性があります。
エアコンなどの空調設備がきちんと動作するかもチェックしておきましょう。
・生活動線: 家事で使う場所の移動が大変ではないかを確認しましょう。
建物の外部のチェックポイント
・外壁・屋根: ひび割れなどがないかをチェックしましょう。
これらのポイントを細かくチェックして、問題がある場合は担当者にその場で伝え、必要な修繕や取り替えなどを行ってもらいましょう。
住まいの悩みはハウジングアドバイザーに相談しよう
建売住宅がおすすめかどうかの判断は、住宅の購入予算や好みによって異なります。
特に初めて住宅を購入する場合、どのような基準で家を選べばいいのか迷ってしまうこともあるでしょう。
LIFULL HOME’Sの「住まいの窓口」では、専任のハウジングアドバイザーが住まい選びの相談に何度でも無料で乗ってくれます。
中立的な第三者のアドバイスを受けることで、自分に合った住宅のタイプがどれなのかが分かるはずです。
住まい選びで後悔しないためにも、スケジュールに余裕を持って早めに相談してみましょう。
建売住宅のメリットとデメリット
建売住宅は、物件ごとに外観や間取りが似ているため、その点で他の住宅と比べて少し恥ずかしく感じてしまうこともあるかもしれません。
しかし、建売住宅には他の住宅にはないメリットがたくさんあります。
まず、建売住宅のメリットとして、入居までの流れがスムーズであることが挙げられます。
すでに建築された物件を購入するため、新築の場合と比べて建設期間を待つ必要がありません。
さらに、土地探しの手間も省けるため、建売住宅は比較的手軽に購入することができます。
また、建売住宅は注文住宅よりも購入費用を抑えることができるというメリットもあります。
建売住宅は一つのプランに基づいて大量生産されているため、コストを抑えることができます。
そのため、同じ間取りや広さの住宅を注文住宅で建てる場合に比べて、建売住宅はお得感を感じることができるでしょう。
さらに、建売住宅は間取りや内装を自分で一から決める必要がないため、それが苦手な人や時間がない人にとっては非常に便利な選択肢です。
また、土地を持っていない人が住宅を購入する場合でも、建売住宅ならば土地を探す手間もありません。
一方、建売住宅を購入する際に後悔しないためには、物件を見学する際にいくつかのポイントを押さえてチェックすることが重要です。
例えば、内装や設備の品質や耐久性、周辺環境や交通の便など、自分のライフスタイルや希望に合致しているかどうかを確認することが必要です。
建売住宅の購入は決して悪い選択肢ではありません。
間取りや内装などを自分でカスタマイズすることが重要な人や、土地探しや建築プロセスにこだわりたい人には向かないかもしれませんが、早く入居したい人や手軽に住宅を購入したい人にはおすすめの選択肢と言えるでしょう。